宇都宮線・高崎線車両案内 -583系-
 


▼車両概要▼
 ★所属区
  ・仙台車両センター:N1−N2編成
  ・秋田車両センター
 
★最高速度
  ・120km/h
 
★制御方式★
  ・抵抗制御
 
★サイト内関連リンク★
  ・写真館583系
▲583系▲
583系は1968年の盛岡〜青森間電化開業の際に開発された交直両用型特急電車ある。この車両は先に西日本で活躍していた581系を改良したもので耐寒・大雪構造が強化されているほか直流・交流50/60Hzに対応(581系は直流・交流60Hz)させている。登場当時の先頭車両はクハネ581型であったが1970年に客室を拡大させたクハネ583型が開発され順次組み替えられた。

583系最大の特徴は昼は座席車、夜には寝台車として昼夜兼用の運用ができる車内設備を設けていることである。寝台は3段式で上段・中段・下段に分かれており下段の寝台サイズは上段・中段に比べ広く寝台料金も高めに設定されている。編成中のモハ582型の車内ではパンタグラフ下は2段(下段・中段)で構成されているところがある。この場所の中段は人気が高く下段に匹敵する広さで中段の料金で利用できる。

東北本線・高崎線での583系を使用した定期列車は1968年10月のダイヤ改正(ヨン・サン・トウ)により特急はつかりや寝台特急はくつるなどで13両編成という長大な編成で運転された。現在JR東日本内に6両2編成が仙台車両センター・秋田車両センターに所属し波動用として増発列車や団体列車活躍を続けている。また、JR西日本では583系最後の定期列車である大阪〜新潟間の急行きたぐにが運行されている。
 


▼編成案内▼
◆6両編成(仙台車両センター車)
←至上野 至青森→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
クハネ583‐8 モハネ582‐106 モハネ583‐106 モハネ582‐100 モハネ583‐100 クハネ583‐17
※車内設備の背景色は寝台時のカーテンカラーを示す。

◆6両編成(秋田車両センター車)
←至上野 至青森→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
ボックスシート
または3段式寝台
クハネ583‐20 モハネ582‐12 モハネ583‐12 モハネ582‐6 モハネ583‐6 クハネ583‐5
 
◆編成表の記号の見方
乗務員室   御手洗   洗面所
 
▼編成案内(代表的な編成例)▼
◆特急はつかり
←至上野 至青森→
10 11 12 13
クハネ
583
サロ
581
モハネ
582
モハネ
583
モハネ
582
モハネ
583
サシ
581
モハネ
582
モハネ
583
モハネ
582
モハネ
583
サハネ
581
クハネ
583
※登場時の1号車・13号車はクハネ581型
 

▼車内写真など▼
▲クハネ583‐17▲ ▲モハネ582‐106車内▲
▲モハネ583‐106車内▲ ▲寝台上段▲
▲JR西日本急行きたぐに車内▲ ▲便所・洗面所▲
▲デッキ▲ ▲横サボ▲